平成26年度の初めに

 春分の日頃より夜明けが本当に早くなりました。
境内の木々も花を咲かせ、小鳥の囀りにいよいよ春の到来をかんじられるようになって参りました。
皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。
 4月は新入学や新入社と新たな世界へと歩み出す月というイメージがありますが、昔より4月を“卯月(うづき)”と呼び、「う」とは“初”や“産”に通じることから、始まりを表す月と考えられてきました。また“植える月”から変化したとも云われております。
 生命の躍動を感じさせる月ですので、皆様にとって飛躍の月となりますようお祈り申し上げます。
 さて、去る3月22日には、悲願でありました鳳輦の巡行が約40年ぶりに復活されました。これは氏子・崇敬者各位より賜りました赤誠溢れる御芳志のお陰と、心より御礼申し上げます。この度の巡行で得た経験を基に更なる検証を重ね、近い将来、再び鳳輦巡行を実施したく存じますので、氏子崇敬者の皆様には、今後ともご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 平成26年4月1日
 芦屋神社宮司  山西 康司