• 読者から作家へ

    質問コーナー

毎日メールでたくさんのご感想やご意見をお送りいただきましてありがとうございます。
ギャラリーガイドネットに掲載中の作家に対して寄せられた質問に
回答いただきましたのでご紹介いたします。

※作家名クリックで各作家ページを見ることができます。


河角 豊子

藁ぶきの家の絵が多いのはなぜですか?

私の絵を気にとめていただいて有難うございます。私は茅葺き屋根の家がある田舎の風景が好きで描いております。最初は、もう20年位前になりますが夫の実家のある奥出雲地方の茅葺きの家を描いたのがきっかけです。生活感のある家を描きたいのですが、今では自然の風景の中にみつけるのはなかなかむつかしくやはり保存地区(美山・白川郷・五箇山等)に行くことになってしまいます。

天野 富美男

毎年、日展で新作を拝見しています。人物のポーズとそれに持たせる意味はどのように思いつく(考え出す)のでしょうか。

人物のポーズについては、最初からイメージを持ってモデルさんにお願いすることもありますが、最初はモデルさんとの対話の中や、モデルさんにフリーにポーズをしていただくうちに構想が決まることが多いように思います。自分の頭で創るイメージよりモデルさんの動きの中に新鮮なものを感じます。私の場合、個々のポーズに意味を持たせるより四角いキャンバスの中にその人体の形をどのように配置すれば画面に動きや緊張感を出せるかを考えて制作しています。

塩津 美恵子

作品制作中に私はよくペットや家族によって邪魔されたりします。自分の仕事に集中するために気をつけていることはありますか?

正倉院宝物・珍しい花等を手掛ける時などは、家族に協力を求めます。考えがまとまった時点で、自分の時間を作りがんばっています。

光久 弘子

とても凝っていて美しいガラス作品ですが一点作るのにどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

作品の大きさ、ガラスの種類、図案の内容にもより時間はそれぞれです。
日常生活の中、食卓で使う食器類は2時間ぐらいで出来ます。
大きな色褪せガラスの花びんになると月2回の教室では半年ほどかかります。

瀧野 和子

エッグアートというものを初めて知りました。教室もされているようですが、日本ではどれくらいの方がエッグアートを楽しんでいらっしゃるのですか?

私の作品を愛して下さりありがとうございます。
エッグアートを楽しんでおられる方はそんなには多くないと思います。
すべての作家が登録しているわけではありませんが日本エッグアート協会に
講師登録をしている作家を調べることができますので1度検索してください。

瀧野 和子

エッグアートは作品に埃が積もったときに水拭きや水洗いはできますか?

作品の汚れについてですがほこりなら小さい筆などで払ったあと中性洗剤をほんの少しいれ、
固く絞ったふきんで拭くと汚れは取れます。残念ながら洗うことはできません。
作品によって扱いは違いますが作家達も作品のリメイクをしたり金属の台を付け替えて
雰囲気の違う作品に作り直したりして楽しんでいます。

瀧野 和子

瀧野 和子さんの『Spiral bouquet』が気に入りました。エッグアートの強度はどの程度なのか知りたいです。

Spiral bouquetの強度ですが、やはりその作品はかなり扱いは慎重を要します。
カットをしていくに従ってどんどんこれは大変なことになると思い
ヒヤヒヤしながらカットをしていたのを覚えています。
幸運にも割れずに完成し見事な状態で私の元に舞い降りてくれました。
奇跡としかいいようがありません。今でも大切な作品の一つです。

櫻井 聡

描く場所をどのように選んでいますか?

描く場所は景色を眺めながら歩いていて、なんとなく直感で決めています。
それから場所を選んだ理由を自分なりに考えます。
例えば「上方から差し込む木漏れ日が清々しい」とか「暑い日差しの中清らかなせせらぎに癒された」などです。
描く場所はすぐに決まるのですが、なんとなく決めたものを絵に表現できませんので
「何がどうよかったか」は観察しながらゆっくり認識するようにしています。

塩津 美恵子

ものすごく手がかかりそうですが、制作にはどのくらい時間がかかるのですか?

作品は大体半年かかります。

森田 幹弘

炎の表現が素敵でした。
その表現に気をつけている点はありますか?

二元展に出品した窯焚き・入魂の炎の描き方について
描いた窯は備前焼の焼成です。焼成時は約1300度にも達しており、窯の中は酸欠状態である為、
焼かれる胎土等から酸素を奪って燃焼する様は、大変神秘的でありその炎は
陶磁器は淡いオレンジ色、燃焼の色は透明に近い白、黄色に見えました。
よって、窯の中の炎は白を強調し、黄色はカドミュムイエローとレモンイエローで描きました。
窯外へ流れる炎は、酸素を吸収するので、赤く勢いのある炎になるように苦心しました。
色が定着した後は、幾度と重ねて厚みを持たせました。

谷澤 修

風景画の場所の選び方は?

主に旅行先などで汽車の中から自分の気に入った絵になる風景を何枚も写真に撮り、
持ち帰ってパソコンで開き、そのまま描くのではなくて「この木をここに入れてみよう」など
組み合わせて描いています。
中学時代は美術の先生(日展 特選)と写生などに出かけ、色々と教えてもらったので
その時に“絵になる風景”の基礎を学んだと思います。また、自分はどちらかといえば
広域の風景画を好んでおりますので、美術展覧会に行ってもそのような絵を探して
研究するようにしています。キャンバスを持って行って現地で描ければいいが86歳を迎え
それもなかなか難しく写真での取材が多くなってしまうが日本の風景の場合は
何回も足を運んで取材することもあります。

瀧野 和子

エッグアートを作る際、
卵を入手するのに苦労があるか聞いてみたいです。

卵ですが 作る作品の大きさやデザインによって使い分けをします。
ニワトリやウズラは食用として売れているものを買い求め自分で中身をとりのぞきます。
それ以外のグースやオーストリッチなどは既に中身が取り除かれたものを買うことになります。
最近では手芸材料が売られている大きな店舗で一般的に買うこともできます。
ほとんどが輸入品のため、なかには種類によっては入手困難なものもあります。
オーストリッチは今では日本の中にも養殖をしているところがありますので簡単に買うことができます。

瀧野 和子

エッグアートとはいつ初めて接点を持たれたのか。

今から31年前に主人の転勤でアメリカロサンゼルスに住んでいるときに
エッグアートに出会いました。
奇麗で素敵で愛らしい形をした作品に一目で心奪われたことを
30年経った今でもはっきりと覚えています。
主人と出会った時より衝撃的でした。(笑)それが私とエッグアートとの出会いです。

塩津 美恵子

どのような作風を目指してらっしゃいますか。

手仕事の持つ美しさを追求していきたいと思っています。
感動したものを作品にと心がけています。針と糸で織り成す刺繍は、
表現に限界を感じる時があります。絵を描くように作品ごとに努力しております。

瀧野 和子

写真では卵細工だと思うのですがそうなのでしょうか

作品に使われている卵はすべて鳥たちが産んだ本物を使っています。
オーストリッチ レア エミュー グース チキンなどです。

瀧野 和子

このような素晴らしい作品を、デザインから制作までどれくらいの期間でお創りになっているのでしょうか。

制作日数はデザインの複雑さにもよりますが小さな簡単なものなら1日で完成することができます。
ホームページで見ていただいている作品達は複雑で大きな作品ですし
イメージに合う材料が全て揃うまでは完成させることができず
しばらくはそのままの時もありますがやはり1、2ヶ月というところでしょうか。